先日、つがる工芸店の8月定例販売会をのぞいてきました。
今月は「民芸の木工品展」ということで、膳、盆、額などが展示されていましたが、その中にさり気なく盛秀太郎のこけしが置かれていました。売り物ですから、勿論、非常にきれいな作品ですが、驚いたのはコレクターの方々がびっくりするぐらい、「お安い」値段なのです。先代の相馬貞三さん時代に盛さんとの縁でまとめて購入したものだそうです。当時の値段で売るのは、盛さんに失礼に当たるということで、それなりのお値段ですが、ネットオークションなどで売買されている値段とは大違いです。日常生活で普通に使っていてこそ「民芸」という考えから、先の値段設定なのだそうです。このお店は、やっぱり、このご夫婦でもっていると思う反面、もう少し、商売っけがあってもいいのにね、とも思ってしまいます。
この販売会、8月23日までですので、お急ぎください!!詳しくは、下記をご覧下さい。
http://web.me.com/komakino/tugaru/