遅ればせながら、弥生時代の水田跡が発見されてことで有名な田舎館村の「田んぼアート」を見学してきました。平成5年から村おこし事業の一環として行っているということで10年以上の歴史があるんですね。
今年の田んぼアートの題材は俵屋宗達の「風神雷神図屏風」だそうで、写真のように稲を植えて作ったとは思えないほどのできです。それのそのはず、まず、使用する稲は、黄稲、紫稲、つがつロマン、紅都の4種類を使い分けているそうです。見学者はお城を模した村役場の「天守閣」からこのアートを斜めの角度で見ることになるので、そのことを充分計算して、下絵を描いているそうです。そういわれると、最初見た頃は、今ほどきれいに見えなかったような気もする。関係者の方々のこのアートにかける意気込みが伝わってきます。
9月24日には稲刈り体験ツアーが開かれるそうです。